PARAでは、ノートをプロジェクト、エリア、リソース、アーカイブに分けます。今の用途が、特定の成果、継続的な責任、参考資料、活動を終えた記録のどれに当たるかを考えましょう。用途が変わったときに分類も見直します。
PARAの提唱者はTiago Forteです。原文の解説は現在のプロジェクトと目標に沿った整理を勧めています。ここではヘルプ記事の更新を例に、TodoNoteのタグで実践します。
4つの分類を判断する早見表
| 分類 | 判断する質問 | ヘルプ記事の例 |
|---|---|---|
| プロジェクト | 終えられる具体的な成果があるか? | 今回のヘルプ更新を納品する |
| エリア | 継続して維持する責任か? | サポート内容の品質を保つ |
| リソース | 参照や学習のために使うか? | 記事の書き方や画面画像の基準 |
| アーカイブ | 活動を終えたが保存する価値があるか? | 終了した更新の経緯 |
今回の更新は「入門ガイドとエクスポート手順を直す」と範囲を決めれば終えられます。一方、サポート品質の維持は納品後も続きます。この違いでプロジェクトとエリアを分けます。
進行中のプロジェクトから始める
TodoNoteで「プロジェクト → ヘルプ更新」を作り、「エクスポート手順を修正」「入門ガイドを確認」などに付けます。修正タスクのノートには、問題、変更理由、確認結果を残します。
例の問題は「エクスポートをクリック」ではボタンの場所が分からないことです。操作経路を書き足し、今の画面と名称を照合します。後から変更内容と理由を確かめられるよう、経緯を同じタスクに置きます。
PARAの分類とタスクの状態は別のものです。同じプロジェクトには完了済みの修正と未完了の確認が共存できます。一つのタスクの完了だけで、プロジェクト全体が終わるわけではありません。
同じテーマでも、責任と参考資料は分けて考える
「サポート」というエリアには日常の維持基準を、「ヘルプ執筆」というリソースには複数の仕事で使う書き方を置けます。テーマが似ていても、次に開く理由は異なります。
必要になる前に全ての分類を作らなくても構いません。維持する責任や再利用したい資料が現れたときに追加します。数件のノートのために、深い階層を作る必要はありません。
複数の用途があるノートはどうする?
エクスポート手順の記録には「入口、操作、画面上の名称を確認する」という再利用できる観点もあります。その観点で後から探すなら、同じタスクに「リソース → ヘルプ執筆」を追加します。
これはタグを使った実装例です。どちらの入口でも同じ記録を開くため、二つのコピーを更新する必要がありません。二つ目のタグは、具体的な探し方に役立つ場合に付けます。
長いノートから汎用的な方法だけを別のノートに取り出す場合は、元の修正記録へのリンクを残します。独立したノートに使い道が生まれたときに行いましょう。
完了とアーカイブを別々に確認する
今回は入門ガイドとエクスポート手順の両方を公開し、確認して初めてプロジェクトを終えます。一方だけ終わった時点では、残りは進行中です。
納品後は、関係する記録のプロジェクトタグを「アーカイブ → ヘルプ更新」に付け替えられます。ここでのアーカイブは自分で作る整理用タグです。タスクの完了状態は別に管理し、今後も使う「ヘルプ執筆」のタグは残します。
元の記録を削除したり、全文を別の文書に移したりする必要はありません。次回はリソースから方法を探し、アーカイブで当時の背景を確認できます。再開する場合は新しい範囲に合わせて分類を変えます。
実際に一件探して、分類を確かめる
まず進行中の仕事一つで試しましょう。納品の入口を作り、関係するタスクとノートをまとめ、一つの変更理由を探してみます。必要なものが見つかれば、そのまま仕事を進めます。過去の全ノートを整理し直す必要はありません。