実行につながる議事録では、議論、決定事項、未決事項を分け、実行が必要な約束を具体的な行動にします。各行動には担当者、成果物、必要な時期、参照先を残します。会議後は自分が行う作業と確認を予定に入れましょう。
「製品ページを議論。引き続き改善」だけでは次に何をするか分かりません。決まったこと、まだ決まっていないこと、誰が何をするかを先に整理します。
議論と決定を区別する
顧客とのレビューで、初版は製品紹介と問い合わせへの入口に絞ることが決まりました。入口をフォームにするかメールにするかは未定です。導入事例の追加は提案されただけで、採用は決まっていません。
確定事項には範囲と条件を、未決事項には確認先と影響を記録します。未採用の案は議論として残し、調査や検証を行う合意ができたら行動に変えます。
「事例を追加してもよいかも」を、整理の途中で「事例を追加する」と書き換えないようにします。決定が不明なら原記録や参加者に確認し、それまでは未決として扱います。
「フォローする」を終えられる行動にする
「顧客に確認」なら、「問い合わせ入口をフォームかメールにするか確認し、返答をレビューノートに残す」と書けます。修正作業も、合意した二つの部分を更新し、未決の箇所を明示する、と成果を具体化します。
行動の記録には担当者と納品条件、時期を記します。他の人の判断が必要なら、誰に何を聞くかを明確にします。TodoNoteでは自分が実行・確認する部分をサブタスクにできます。
親タスクには会議の背景を残し、入口の確認、ワイヤーフレームの修正、未決事項を添えた更新案の送付をサブタスクにします。理由と次の行動を同じタスクから確認できます。
コピーして使える議事録テンプレート
会議に不要な項目は削除します。担当や日付が決まっていない場合は「要確認」と記し、その確認自体を予定に入れましょう。
議事録|議題・日付:
参加者:
今回決める必要があること:
決定事項
- 決定・範囲・条件:
- 根拠・関連資料:
未決事項
- 質問と影響:
- 確認先:
- 誰がいつ確認するか:
行動一覧
- 担当者:
- 具体的な行動と成果物:
- 完了条件:
- 着手予定と納期:
- 依存事項と参照先:
未採用・継続検討の案
- 内容と残す理由: | アクション | 担当 | 完了条件 | 着手予定 |
|---|---|---|---|
| 問い合わせ窓口をフォームかメールか確認する | 小林美咲 | クライアントの選択をレビューノートに記録した | 今日 |
依存関係に沿って会議後の予定を立てる
今日は入口の形式を確認し、返答が届けば明日修正、月曜日に更新案を送ります。返答が遅れたら修正と納品への影響を見直して伝えます。返答待ちの選択肢を承認済みとして扱わないことが大切です。
TodoNoteでは開始日で着手を予定し、実際の納品要件があれば期限を付けます。返答待ちには、質問する・返答を確認するという行動を予定に入れると、その日に何をすべきか明確になります。
導入事例は今回の行動一覧に含めません。後から評価することが決まったら、範囲と成果を定めた別のタスクにします。
結果を元の決定につなぎ直す
更新案を送ったら、ファイルの場所、送付時刻、残る確認事項を関連タスクに残します。次回はその記録から、納品済みと返答待ちを区別できます。
「更新案を送る」の完了は、顧客の検収完了とは異なります。各行動を約束した成果で確認し、続く作業には次の一歩を残しましょう。
参考:Atlassianのアクション項目ガイドは担当、成果、参照元を扱っています。本記事では顧客レビュー後の個人の仕事に当てはめています。